近藤裕希のページ
気づけば側にあるもの
何かを確かめるために、僕たちは旅をする。
まだ知らぬ遠い場所へ向かい、色々な人と出会う。
でも、どれだけ多くの場所を訪れ、人々と出会っても、いつか、僕たちは僕たちの居た場所へと戻る。
思い出は心の内に残るけれど、日々の暮らしで多くの時間、それに心を奪われることもない。
大切なものは、いつだって自分の身近な場所にある。僕たちは大切なものを自然と自分たちの側に置いている、置きたくなる。
そうして、色々あるうちに、僕たちはいつしか旅をしなくなるのだろう。
2011年12月21日水曜日
呪いと奇蹟と祝福と 第二篇:大王国の瓦解
第五十八話