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村田 厚生 san
村田厚生(こうせい)さんとも長いおつきあいをさせていただいています。桐朋学園ご卒業で本場ドイツでも勉強されて来た方です。村田さんはトロンボーン奏者の中で現代音楽のスペシャリストと呼ばれたりもしていますが、もちろん現代音楽に対する研究熱心さやそれを取り上げての演奏会も聴かせてもらってきましたが、今回のサロンコンサート?も素敵でした。コンサート形式はピアノとのデュオです。そして会場は、と言うと、実は初めて伺ったサロンです。皆さんはクロイツァー豊子さんをご存知でしょうか。私勉強不足で何も知りませんでした。日本におけるピアノ界の大家のお一人でした。夫のレオニード・クロイツァー氏も日本に多大な影響を与えたピアニストであり指揮者だったそうです。そのクロイツァー豊子さんが晩年レッスンを行われた場所をご親族がサロンとして、演奏家のサロンコンサートなどに解放していらっしゃるそうです。西武新宿線の大泉学園駅より徒歩5分程度で住宅街の一角にある洋館風の建物です。
さて村田厚生さんのプログラムはとても一般の音楽ファンに向けたプログラムと言えます。C.W.グルックやR.シューマン、ベートーベンなどの小曲やらストラヴィンスキーの作品から編曲したものなど普段聴けないような小曲を聴かせてくれました。またそれぞれの曲の背景などにもコメントしされていて、聴いている方も楽しくなります。最後にリムスキー=コルサコフのトロンボーン協奏曲を演奏してくれました。最近あまりやらないですね、この曲。トロンボーンらしさを十分に発揮させた名曲だと思うのですが。どことなく感じる灰汁(あく)の強さがまた良いのですが。25日にも都内の楽器店ホールで同じプログラムで演奏があるようです。ご興味のある方は出かけてみては。肩肘張らない気持ちで聴かれれば良いと思います。
2010年7月24日土曜日