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ギョーム・ヴァリュペンヌ Mini Recital

 

パリ・オペラ座管弦楽団の主席ベース・トロンボーン奏者のミニコンサートが、クルトワの輸入元であるビュッフェ・クランポン株式会社の多目的ホールで開催されたので私も聴かせてもらいにいってきました。プロフィールは先日のブログでもご紹介済みです。フランスより到着した翌日のコンサートです。演奏者にとってはある意味万全ではない中でこのコンサートは開催されました。会場は演奏家にとって優れた環境ではないもののおおくの観客に囲まれて開催されました。プロのトロンボーン奏者も多く見られ、少なからず注目を浴びていたのだなと感じました。

使用されていた楽器はクルトワの502BRノーマル仕様です。普通のインライン・ダブル・ロータリーのバストロンボーンです。楽器がその演奏家の音色のすべてを決めてしまうわけではありませんが、やはり美しい音色を特徴としているなと感じました。滑らかに奏でられる中音域はバストロンボーンを意識しないで聴き入る事が出来る美しさです。もちろん低音域も安定していて充実感のある響きを聴かせてくれました。演奏会場が比較的小さな場所でしたので、それを踏まえた音量の配慮はされたと思うのですが、耳に心地よい音楽が流れて行きました。バストロンボーンは圧倒的な音圧でまるで威嚇されているように感じる演奏を聴く事があります。彼は音楽を壊すことなく演奏を心がけているのかな、と聴いていて感じました。ラストのナンバーが「ベニスの謝肉祭」だったのですが、この曲は彼にとってお得意のユーフォニアムで披露してくれました。それは良く指の回る、さすが・・・の域です。この楽器でいくつもの賞を取って来ているだけありました。演奏が終わってからも観客の人達と和気あいあいと(フランス語で)お話されていました。奥様が日本人とのことで、わずかに日本語を交えながらの会話も楽しいものです。ティンツのバストロンボーン奏者中村弥生さんとツーショットの写真をパチリ! お二人ともクルトワ愛用者ですね。

2010年7月17日土曜日

 
 

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