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母校の演奏会?

 

私が楽器を始めるきっかけは皆さんと同じ?学校時代の吹奏楽部に入部したのが・・・今に至る。こういう人多くないですか?私はそうでした。中学校と高等学校と同じ私立の学校でした。今で言うと中高一貫教育とでも言うのでしょうね。6年間同じ先生のご指導のもとに楽器(トロンボーン)を吹いてきたわけです。今では当時の顧問の先生はお亡くなりになっており、その先生を慕って集まってくるOBとの集いが年に2回ほどあるのです。昨日20日はそんな日でした。
奇妙な編成ではありませんか、この写真。金管楽器はトランペット1本、木管はクラリネット2本、ファゴット1本、アルトサックス、バリトンサックス各1本、それにドラムセットです。このような小規模のアンサンブルでも二部形式の演奏会なのです。しかも一部はバリバリのクラシック音楽をこのメンバー用にアレンジしてです。びっくりしたのがベートーベン作曲の交響曲6番「田園」の一楽章全曲です。このメンバーでカットなし・・・。でも演奏がよかったのかアレンジが優れていたのか、多少の傷はさておき名演奏でした。人の気持ちってすごいなと思いました。このメンバーでも「田園」やりたい!と思えばできるんだと。規格のなかで教育を受けた私たちはどうしてもやる前から「無理」、「出来ない」〜「規格外」と考えがちです。私はこの学生時代の先輩・後輩達から学ばせてもらったような気がしました。

蛇足ではありますが、このメンバーの中に読売日本交響楽団の団員がいます。トラではなく私たちの同胞です。卒業生唯一のプロ奏者ですが、ファゴットの武井俊樹さんです。彼がこの演奏会のプログラムに面白いことを書いていました。思わず吹き出してしまったその一文を本人の了解もなく紹介してみます。

『何の因果か、世界の巨匠と仕事をした翌日にも、奇怪な音を出す先輩たちの面倒を見る。芸術の道はかくも理不尽で険しい。』

2010年6月21日月曜日

 
 

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