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Twelve-sense 1st concert
9並びの日でしたね。JR中央線高円寺駅より徒歩5分、「座・高円寺2」には初めって行ってきました。比較的こじんまりした小ホールは反響板等は無くいわゆる演奏会専門ホールではなさそうです。そんな会場ではあのジャズトロンボーンプレイヤーであり編曲等で大活躍の村田陽一さんと若手トロンボーンプレイヤーが集まって結成された12重奏団「トゥエルブ・センス」のファーストコンサートが開催されました。メンバーには女性トロンボーン四重奏団の「ティンツ」、箱山芳樹さんのお弟子さん達で結成されている「ボックス・トロンボーン・アンサンブル」、そして村田さんが率いる細管テナー2名とテナーバス、バストロで構成された4人。若手ながらも実力者達が12名で奏でるアンサンブルです。今までの大編成アンサンブルは、よく音楽大学のトロンボーン専攻生達がやり尽くしている感があり、少々・・・。ところがほとんどの楽曲を村田陽一さんが編曲しており、とても新しいサウンドで楽しめました。ゲストで2名のソリストも招かれ、それぞれトロンボーンコンチェルトを披露して下さいました。桒田晃さんは E.ライヒェのコンチェルト2番。派小山芳樹さんはF.ダヴィッドのコンチェルティーノです。しかし・・・しかし・・・ソロは今までの通りなのですが、伴奏部分がまったく違う! それもちょっとアレンジしたのではなく、まったくもって村田陽一の世界がそこにはありました。予測のつかない、でも良く知っている名曲が披露されて行ったのです。
村田さんの頭の中はどうなっているのでしょう。日本人離れした音楽的なセンスは特筆ものです。少々ジャズっぽい曲等はあのハリウッド・トロンボーンを彷彿させるようなサウンドが期待出来ました。クラシックプレイヤーが本格的なジャズを勉強出来る下地が日本にはとても少ないと思っています。アメリカの演奏家はジャズをジャズとして演奏できるクラシックプレイヤーが多い。まだ若手でこれから本格的に演奏活動を広げて行こうとしている彼らが村田さんからポピュラーやジャズの本格的な奏法やテイストを勉強出来る事はとても意味のある事だと思っています。これからのこの団体の行方を見て行きたいと思いました。
演奏会打ち上げでは本日の演奏会をふまえて前向きに、そして真剣に話し合われていたのがとても印象的でした。
メンバー:東條あずさ、奥村尚美、山口隼士、橋本勇太、新井達也、小篠亮介、星野舞子、中村友子、尾山碧、小和田有希、中村弥生。(敬称略)
2009年9月9日水曜日