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利根川 san と レッチェ

 

このブログで過去に利根川勝さんの事はご紹介してきました。レッチェと言う歴史ある名器を使いこなせている数少ないプレイヤーのお一人です。

今ではドイツ製の楽器も随分とアメリカ製の楽器の影響を多大に受けて、そのデザインもコンセプトも様変わりしてきたような気がします。ヨーロッパと言う地で管楽器は音楽の歴史とともに成長してきました。その楽器がアメリカに渡り、アメリカ国内で伝統的な楽器をベースにしながら、自分たちのテイストを加味し、アメリカ製の楽器が普及して行ったようです。トロンボーンで言えばヨーロッパの影響を受けて作られた名器があります。CONN 8H & 88H です。芯のしっかりした音作りはまさにドイツの薫りがします。レッチェはドイツでも旧西側の職人さん達です。旧東側ではもっと時代の流れがゆっくり(止まっていた)でしたので、新しい技術や情報が入りづらかった経緯がありますから、さらに伝統的?な手法が残されていたはずです。

レッチェは伝統的な手法を残しつつ、新しい情報やアイデアの中で培われてきた名器となって行きました。さらに多くの名演奏家のバックアップも見逃せません。それは演奏家にとって大切な「吹きやすさ」の追求にもつながります。それでもアメリカ製の楽器が自由な発想の中でデザインされ普及して行った中で、ドイツ製の楽器もその伝統を少しずつ削って行く事となったようです。それでもやはりドイツ製ならでわのテイストがあります。そのテイストを愛し、また大切にしてきたプレイヤーのお一人が利根川さんです。WAVEの手元に来たレッチェのテナー&テナーバス(新品同様中古)を試奏してもらいに行ってきました。もちろん利根川さんの楽器と吹き比べながら。レッチェ吹きのお済み付きをもらった楽器を近々ページで紹介致します。

2009年7月31日金曜日

 
 

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