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桐朋学園

 

東京の調布市と世田谷区の境にある音楽専門学校、桐朋学園は音楽の世界に一流プレイヤーを送り出してきました。サイトウキネンオーケストラの齋藤秀雄先生はこの桐朋学園を育てて行った偉大な先生でもあります。そして私の大好きなトロンボーン奏者で元NHK交響楽団首席トロンボーン奏者の神谷敏先生にとっては母校であり、そして現在その母校で教鞭をとっていらっしゃいます。TTQのメンバーとしても有名ですよね。

今回桐朋にお邪魔したのは私の手元にあるドイツ製の名器中の名器といえるアルトトロンボーンを見て頂くために出向いたのです。なにせベルリンでトロンボーンを勉強されてきた先生に1950~60年当時の楽器のことを伺うには(こう言っては大変失礼ですが)適任中の適任です。実はきちんとした経緯を持つこのアルトはやはり優れた楽器でした。当時のこのメーカーは製造番号を印していなかったのではっきりした年代を特定出来ないまでも、実際メーカーの目利きで50年代後半~60年代との事です。実際本当にアルトの音がするのです。現代のアルトの傾向としては明らかにテナーの音色に近くなってきています。弦楽器の上にきれいにのってくる音色。トランペットとトロンボーンを繋ぐ音色。それをやってのける本物のアルトだと思いました。こういった本物が出来れば次の世代の演奏家に伝わって行って欲しいなって思いました。神谷先生ありがとうございました。

2009年6月28日日曜日

 
 

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