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Edwards エドワーズ
今やエドワーズ・トロンボーンはインターナショナルな楽器としての頂点をゆく存在となったように思います。私が学生の頃は V.Bach の奏者と C.G.CONN の奏者とほぼ二分するような時代でしたから、まさかこんなに楽器メーカーが分散・統合してしまうとは思ってもいませんでした。それでもほんの20年も前位まではクラシックの世界ではその図式は崩れていなかったように思います。しかしながら現在安心してメーカーを語れる存在がいったいどのくらいあるのでしょうか? 業界人がこんな事をつぶやくのはあまり好ましくはないのでしょうね。今や工業製品も正確にそして個体差の無いようにコンピュータ管理されて製造されています。買い手としては安心して買えますよね。でも面白くない! これも真実かな。確かに昔はコンピュータなんか無いのだから、当時の最先端の方法で各メーカーがしのぎを削っていたわけです。色々なアイデアが楽器に反映されていました。
決して懐古主義ではなく、今の楽器作りをどう解釈したら良いのか。最低限楽器をデザインや製造販売するにあたり、そこに製造者やメーカーの想いや心がこもっているか。あまりに大規模化した企業体の流通の1アイテムで無いように願いたいものです。エドワーズのキャラクターがどうのではなく、多くの演奏家と意見のやり取りが有り、それを形にしてゆく様は現代には珍しい独立したメーカーだと感じます。良い製品と言うより良い楽器作りをこれからも進めていって欲しいと思います。NHK交響楽団首席トロンボーン奏者新田幹男さんも愛用のエドワーズです。今回もまたWAVEで扱う楽器を新田さんにチェックして頂いたりとお世話になりました。ありがとうございます。
2009年2月28日土曜日