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高校生達の楽器

 

夏真っ盛り! コンクール真っ盛り! こんな時期ではありますが、今年トロンボーン奏者?として頑張り始めた高校1年生のトロンボーンを選んで頂きました。選定を手がけて下さるプロのトロンボーン奏者の前で、学校の楽器とは違うピッカピカのトロンボーンを前にして「すげーっ」と表現する高校生達。皆さんが初めて自分の楽器を持てたのはいつですか?

私は中学校で吹奏楽部を選び1年生の時は強制的にクラリネット。2年生の時に顧問の先生にかなり強くお願いしてトロンボーンに転向。私が2年生でトロンボーンを始めたのと同じ時期にトロンボーンを始めた1年生の後輩がいました。この後輩君はすぐに自分の楽器を買ってもらえました。YAMAHAのインペリアル。羨ましかった事といったら・・・。結局高校生になっても私は学校の楽器でした。その頃顧問の先生は自腹で楽器を買っては私達生徒に新品のYAMAHAのプロモデルを与えてくれていました。楽器代金の支払いができずに当時の楽器屋さんの営業マンに頭を下げていた顧問の先生の姿が蘇ってきます。

自分の楽器を持てるという事はとても素敵な事。とても嬉しい事。感動的な事。そういう事だと思うのです。私も結局大学生になって楽器を買いました。いえ、買ってもらいました。本当に嬉しかったし、親に感謝しています。当時(約30年前)プロ奏者が集まる楽器店で買いました。もちろん今でも渋谷にあります。商売に慣れてきてしまうと一本一本に対する購入者の想いを忘れがちになってしまいます。でもこの一本を買う生徒の気持ちを忘れてはいけないんだと自分に言い聞かせます。そして今日も新しくトロンボーン奏者が自分の楽器を手にしてゆきました。頑張れ!!

2008年8月11日月曜日

 
 

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