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「さくらんぼ」の岡田さん
東京都調布市にある喫茶店「さくらんぼ」のオーナーでいらっしゃる岡田さんです。岡田さんは普段自分の経営する喫茶店の仕事をされる傍ら、ある時は宮間利之とニューハード・オーケストラのバストロンボーン奏者としても活躍されています。
この日はあるプロトロンボーン奏者に頼まれていた楽器の修理完成品を仕事前にお渡しし、その帰り道に久しぶりに「さくらんぼ」に寄り道して来たのです。こちらでは注文してからサイフォンで立ててくれるコーヒーが美味しくて、いつもこれを注文します。幸いにも伺った時には誰もお客さんがいらっしゃらなかったので、いつものように大音量で(お店にはとてもサイズの大きなJBLのウーハーとホーン&ツイータースピーカーが鎮座しています)音楽を聴かせてくれました。本日の最初に聞かせて頂いたのは Ray Anthony です。アメリカのハリウッドの薫りがするこのアルバム(2枚分がCD化)は1959年製作と書かれてありました。当時としては録音状態が素晴らしい上に音楽性を含めた彼らのサウンドはあまりにも完成されているためか耳にすっと入ってきます。肩ひじ張らずに聴ける音楽でありサウンドです。レイ・アンソニーの華麗なトランペットサウンド! そして若かりしDick Nash, Tomy Pederson, Geoge Roberts のとろけるようなトロンボーンサウンド。どれをとっても素晴らしい! の一言に尽きます。良い時代のアメリカを連想できます。
その後色々と音楽談義となり、またまた久しぶりに1970年代の大ヒット映画「宇宙戦艦ヤマト」のオリジナルLPを聴かせてくれました。オーナーの岡田さんも収録に参加しているこのサウンドもまた素晴らしい。高度成長真っ盛りのこの頃の日本の豊かさがなぜか音にも現れているような気がします。物事や現象には「作用」があれば「反作用」もあります。そういった意味では当時が必ずしも素晴らしい事ばかりではありませんでした。しかし、今の時代と比べると犯罪を含めた当時の人が住む環境としては、単純に「豊さ」だけでは語れないような気がします。ある意味での良い時代を忘れず、日々夢を追いかけて行きたいなって「宇宙戦艦ヤマト」を聴いて元気づけられたような気がしました。
追記:「さくらんぼ」では3月8日(土)に片岡雄三カルテットのライブを予定しています。19:30スタートだそうです。彼のライブは是非聴いてください。クラシックとかジャズとかジャンル飛び越えてください。彼のテクニックと音楽性は生で感じてください。素晴らしいものを持っています。詳しくは以下へ問い合わせしてください。
「さくらんぼ」京王線柴崎駅南口改札前 042-488-0626
2008年3月5日水曜日