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Used Mouthpieces

 

なかなか中古マウスピースの出物が無く、ご紹介できずにいました。ようやくここのところで数が揃ってきたので近々ご紹介できそうです。バストロンボーンに偏っているのですが・・・。

写真のマウスピースはアメリカの名バストロンボーン奏者である”Geoge Roberts” さんのモデルです。全体的に金属の肉厚が薄く、明るめで反応の早い音作りです。こう書くとあまりバストロンボーンらしくない音になってしまうのではないかと思われがちです。もしジョージ・ロバーツ氏を知らないバストロ奏者は、何があっても音源を探して聴いてみてください。いいえ、聴くべき、と言い切ってしまいましょう。現在かなりのご高齢で、プロの演奏家としては引退されていらっしゃいますが、晩年初めて日本で多くの日本人演奏家を前に彼の音楽を披露して頂きましたが、まさしく天からおりてくるような人の心に直接届くような響きを私達に届けてくれました。これほどまでに肩の力のほぐれた優しくも響きのたっぷりした低音を聴いた事がありませんでしたから、言葉も出ないほどでした。

彼が使用していた楽器はコーンやホルトンのシングルロータリー バストロンボーンです。一見するとテナーバスと見間違うほどシンプルなものです。今では現役のプロプレイヤーがほぼ使う事のないスタイルの楽器ですね。いったい何が良く、何が時代に則していないのか解らなくなってしまいます。「本物」を確立した人の強み?でしょうか。

念のために申し上げておきますが、マウスピースと楽器と奏者のコンセプトがあった時、最も素直な音が出るのではないかと思っています。


2/6 アップしました。

2008年1月31日木曜日

 
 

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