株式会社フレーベル館と言う所で、幼稚園、保育園の子どものオモチャや家具なんかデザイン/設計しています。

いくつかの商品は普通に買うことが出来ますが、一度に沢山のお子様に酷使されるよう設計されているのでとても高く幼稚園の方しか買ってもらえません。

なな










































































キンダービークルシリーズ 2007

幼稚園/保育園用の3輪車や乗り物は、毎日大勢の子どもにひっきりなしに扱われるので、一般で売られてるような個人用の3輪車では一ヶ月と持たない。重くなるのを承知で強度を上げ、折れるポイントともなる溶接箇所を出来るだけ減らし、砂場の砂、泥だらけで扱われるので塗膜の厚く強固な粉体塗装で仕上げた。

このようなこだわり以前に、全てにおいて「子ども達の安全」と言う大前提があり、夢中になって遊ぶ際に「気がついたら怪我していた」と言う事が無い様、ハンドルを切っても指を挟まない工夫や、後輪に脚を巻き込まれないような配慮がこらされている。

ありがたい事に2007年度のグッドデザイン賞を貰えましたが、申し込みからマーク使用まで、何でもお金が掛かり、デザイン賞って何だろうって考えさせられた。

はさみ 2008

人はお箸や、鉛筆の持ち方は教えてもらう機会は有るが、ハサミの持ち方と言うのは意外に教えてもらっていない。


始めは上の木で作ったモックから始まった。 指を挟まないように工夫した中心部分の仕組みで、製造メーカーがお手上げ状態になり、かなり苦しんだ。

おかげで岐阜県関市(刃物の街)のすばらしいメーカーの人と出会えた。


どのような持ち方でも、園児も先生でも持ちやすいハサミ、、、


結果は「すべての人に」には出来なかったが「想定した出来るだけ多くの人に」握りやすいハサミになったのかな?



トロッコ  2008

そのほか

他にもベタなアンパンマングッズや、ままごとなんかもデザインしている。

(これらは結構基本出来上がっていた物を手直し系)

物を運ぶだけで遊んで欲しかったが、やっぱり乗っても遊んでしまう。

黄色の2輪はハンドル位置を上げ、人を乗せた状態で持ち上げるには困難な位置にした。

緑の4輪タイプも市販したかったのだが、未知数のリスクの壁に阻まれ、市販化されず。

市販化された2輪も試作の色と違い、「売りやすい」赤/青となってしまった。

売れる事は重要だが、営業が売りやすい商品が良いデザインなのだろうか?

アンパンマン、実はあんまり好きじゃないんですが、この砂場用のテーブルは結構気に入ってる。

僕なりのアンパンマン考。